【研究開発】滑空する水中移動ロボット!?【実用化】
【福島】福島大学の高橋隆行共生システム理工学類教授と情野瑛特任助教のグループは、飯田製作所(横浜市泉区)、NECプラットフォームズ(東京都千代田区)、協栄精機(福島県南相馬市)など7社と連携し、水深100メートルまでグライダーのように“滑空”する水中ロボット用の超小型浮力調整機器の実用化にめどをつけた。
20年度完成を目指すG―TURTLEは、モーターでピストンを出し入れして超小型浮力調整機器の体積を変え、浮き・沈みしながらグライダーのように水中を滑空する。
T―TURTLEと同じ蓄電池でも10倍の長さの距離で運用できる。大きさは1辺50センチメートル程度、重さは30キログラムとT―TURTLEより大幅に軽量化する。