ロボット

サービスロボット

【コロナ対策】自立走行型消毒作業ロボットの拡販【公共施設】

サイバーダインは空港や航空会社向けに、自律走行型の消毒作業ロボットを拡販する。同ロボットはエリア内を自動走行し、2時間で3000平方メートルを消毒できる。 サイバーダインは消毒作業ロボットをレンタルし、料金は保守・メンテナンス込みで月10万円(消費税抜き)。本体頂上部に、手すりやソファなどへ消毒液を噴霧する機構を取り付けた。 旅客が大勢行き交う中でも適切に回避動作を行いながら走行できる。床面に経路を示すテープや標識を貼る必要がない。
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【協働】三菱電機から多関節型ロボットが発売【お助け】

三菱電機は2020年5月21日、協働ロボット「MELFA ASSISTA」を発売した(ニュースリリース)。MELFA ASSISTAはアーム上面に専用の操作ボタンを搭載し、簡単に教示作業(ティーチング)できる。ロボット本体は動作自由度6の垂直多関節型で、可搬質量は5kg。 本体質量は32㎏である。 アーム上の操作ボタンではロボットの動作を指示し、その記録・再生作業を実行でき、アームを動かして位置を記憶させるダイレクトティーチングも可能だ。これによって、入力・走査装置(ティーチングボックス)が不要になった。  アーム上に稼働状態を表示するLEDライトも備え、状態表示装置が不要になる。  同社は併せて、プログラム作成ツール「RT VisualBox」も発売した。タブレット端末上のタッチ操作によって、ブロック図を用いた直感的なプログラム作成ができる。動作環境はWindows。
サービスロボット

【搬送】ホテル内でのロボット活用の実態【お助け】

ciRobotics(シーアイロボティクス、大分市、小野俊二社長、097・576・8181)は20日、大分県が新型コロナウイルス感染症患者の宿泊療養施設として借り上げているホテルで、患者向けに食事配送などを行う無人搬送ロボットの実証実験を公開した。 ロボットはタブレットで入力された指示内容に従い、センサーを使って施設内の反射テープの上を走行。個室の前に停止し、弁当を届けるほか、室内のゴミを回収する。 Doog(ドーグ、茨城県つくば市)製の運搬ロボットを活用し、ciRoboが運用システムを構築した。
サービスロボット

【純国産】大阪の町工場から生まれたハイブリット型ドローン

エアロジーラボは14日、搭載パーツを全て日本製で構成する“純国産”の飛行ロボット(ドローン)の試作機「エアロレンジ・プロ」を開発したと発表した。米中貿易摩擦など調達リスクが高まる中、純国産の信頼性をアピール。 オープンイノベーション拠点を運営する成光精密(大阪市港区)、量産化を支援するコバシロボティクス(岡山市南区)、試作から量産まで包括的にベンチャーを支援するリバネス(東京都新宿区)と連携。 エンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッド型ドローン。同分野での純国産化は業界初。
サービスロボット

【インフラ】都内でロボットによる点検整備を実施【お助け】

都のロボ産業支援策を技術面で担うのが東京都立産業技術研究センター(都産技研、東京都江東区) 16年にはテレコムセンタービル(同)内に「東京ロボット産業支援プラザ」を開設。ロボの走行性能と安定性の評価が可能な「傾斜路走行試験装置」や、衝突時の耐久性や安全性の評価が可能な「衝突安全試験機」などの設備や機器を提供。 サンリツオートメイション(東京都町田市)が開発した「モジュラー型オールインワン調査点検ロボットシステム」は、道路インフラの側溝などの歪みの有無を検査するほか、地下空間内の状態確認や定期点検での劣化確認を任務とする。 レスキューロボの技術を応用して作られたクローラー式駆動装置で堆積物を乗り越え、きめ細かい点検が可能。機動力も高い点検ロボとして活躍が期待されている。 寺岡精工(同大田区)の自律走行式ピッキングカートは、倉庫や工場の地図を取り込み、無駄のない走行によりピッキング作業時間を効率化。 ロボシステムインテグレーター(SIer)のカンブリアン・プロジェクト(同品川区)が、都産技研で開発した安全な自律移動案内ロボ「Libra」を岐阜県大垣市役所用にカスタマイズ。
産業用ロボット

【軽作業】協働ロボットによる作業の自動化【お助け】

デンソーウェーブ(愛知県・阿久比町)と日立キャピタル、日立システムズの3社が共同開発したロボットシステム「RPA&COBOTTA オフィス向け自動化支援」はハンコの押印や紙の書類の電子化作業を自動化するもの。 近年RPA&COBOTTAのように“すきま作業”をロボットで自動化する動きが目立ち始めた。 単純作業を「部分的でいいので自動化する」という割り切った発想の導入事例やシステム提案が増えている。 RPA&COBOTTAは、デンソーウェーブの小型協働ロボット「COBOTTA」2台と、スキャナーなどから成り、ハンコの押印作業などをこなす。 オフィスには押印のような非効率な単純作業が多数残っており、それに時間を取られている。デモを目の当たりにすると、そうした作業から人を解放する実効性のあるシステムとして評価する人が多かったのだ。処理速度の遅さも、人が別の作業をしている間や夜中に無人で稼働させておけば大きな問題にならない。
産業用ロボット

【原発】核燃料を取り出すロボットを開発!【ロボットアーム】

原子炉内で溶けた燃料デブリを取り出すロボットアームが公開された。2000kgの先端負荷に耐える。三菱重工業と国際廃炉研究機構(IRID)が福島第一原子力発電所の廃炉に向けて研究開発を進めている。2021年度の稼働を目指す。 ロボットは油圧駆動で6個の関節を持つ。内訳は左右1軸、上下3軸、回転2軸だ。大きさは幅0.7×高さ0.92×長さ7.1mで、質量は約4t。 3段式で伸びる「アクセスレール」にロボットを載せて炉内に運ぶ。アクセスレールは幅1.9×高さ2.5m。長さは8.7~17mで伸縮する。質量は約24t。 レールを開口部に向けて傾け。レールを伸ばしていき、その荷重を開口部に預ける。レールは傾けるのに20分、伸ばし切るまで20分かけて現場に到達する。金属ワイヤでつったロボットをレールに沿って降ろしていく。 三菱重工業原子力事業部主席技師の河西賢一氏は「3段のうち先端のレールほど幅が細い。ロボット台車がレールのつなぎ目をスムーズに乗り継ぐ機構を工夫した」と話す。
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【搬送】サービスロボットの需要が拡大!【お助け】

NPO法人ロボットビジネス支援機構(通称RobiZy)では以前よりネットミーティングの奨励やクラウドシステムの導入などを進めており、RobiZy事務局内では会計業務、会員管理業務、タスク管理業務の全てをクラウド管理している。 昨今のこの状況はサービスロボット業界にとって好機以外の何物でもない。 今や第4次産業革命の真っただ中。デジタルサービスだけでなくサービスロボットの活用も広がり、特にテレプレゼンスロボットや搬送ロボットの活用は期待できる。 テレプレゼンスロボットは遠隔から操作ができるロボットで、病院の受け付けや問診などで活用される。 搬送ロボットも活躍するだろう。特に人から人への運搬を搬送ロボットにさせれば余計な濃厚接触を回避できる。 ラストハーフマイル(マンション内や敷地内だけの距離)を搬送ロボットに任せるだけでもよい。既に諸外国では病院内での患者の問診が導入され始め、宅配を担うロボットの活用が進められている。